このイベントは終了しました

Experts Talk 2025

2025年11月8日(土)

医療関係者に知っておいて欲しい、分岐鎖アミノ酸代謝と肥満との密な関係

講師:吉田 尚史 先生

国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 
心血管モザイク研究室 先端医療技術開発部 室長

腸内細菌と心臓疾患を含めた疾患の関係の研究をしておられます。最近では不妊症の研究もされています。神戸大学循環器内科からハーバード大学で留学後に現在は、国立循環器病センターのモザイク研究室で研究を続けておられます。

講師プロフィール

平成 23年3月に高知大学医学部医学科を卒業し平成 27 年 に 神戸大学大学院に入学、循環器内科学分野 医学研究員を経て令和 4 年 2 月 ハーバード大学糖尿病代謝内科 に博士研究員として留学。帰国後、令和 5 年 10 月 国立循環器病研究センター 心血管老化制御部 室長。令和 6 年 10 月 国立循環器病研究センター 先端医療技術開発部 室長となり現在に至る。

吉田 尚史 先生

講師プロフィール

平成 23年3月に高知大学医学部医学科を卒業し平成 27 年 に 神戸大学大学院に入学、循環器内科学分野 医学研究員を経て令和 4 年 2 月 ハーバード大学糖尿病代謝内科 に博士研究員として留学。帰国後、令和 5 年 10 月 国立循環器病研究センター 心血管老化制御部 室長。令和 6 年 10 月 国立循環器病研究センター 先端医療技術開発部 室長となり現在に至る。

講演内容

近年、GLP-1 受容体作動薬の躍進により、肥満症は内科的に治療が可能となった。顕著な体重減少効果を示すこれらの薬剤は、脂質異常症に対するスタチンのように、肥満症治療の中心的存在となることが予測される。一方で、将来的な健康増進の観点からは、GLP-1 受容体作動薬投与後にも一定の肥満が残存することを踏まえ、さらなる介入が必要とされる。すなわち GLP-1 経路に依存しない新たな治療法の開発に向けた肥満の病態解明は、臨床上重要な課題といえる。

本発表では、その一例として、臨床現場ではまだ十分に知られていないが、一般にも広く名の知られている「分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)」の代謝と肥満の強い関係を紹介する。これらの必須アミノ酸はミトコンドリア内で代謝され、エネルギーや熱の産生に関与する。私は、臨床および基礎研究から、熱産生を担う褐色脂肪組織における分岐鎖アミノ酸代謝の低下が熱産生能を減弱させ、結果として肥満を促進することを明らかにした。さらに、腸内細菌によって褐色脂肪組織の分岐鎖アミノ酸代謝が一部制御されていることも見出している。本発表では、こうした知見を基に、分岐鎖アミノ酸代謝に着目した肥満症に対する新規治療の可能性について紹介する。

開催概要

日時

2025年11月8日(土) 
17:00〜18:30

講 演  17:00〜18:00
質疑応答 18:00〜18:30

会場

イノゲート大阪 11階 AP 会議室 J
大阪府大阪市北区梅田3丁目2-123 イノゲート大阪 11F
> Google MAP
> イノゲート大阪へのアクセス

演題

『医療関係者に知っておいて欲しい、分岐鎖アミノ酸代謝と肥満との密な関係』

講師

国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 心血管モザイク研究室 先端医療技術開発部 室長
吉田 尚史 先生

形式

ZOOMミーティングと会場のハイブリット開催
Liamics研究会会員限定

リアミクス研究会へ入会をご希望の方は、下記ページをご覧ください。

入会のご案内